- 2010-01-05 (火)
- Yumiko
わたし、さかながにがてです
といっても、しんでる魚はへいきです
と言うか、たべる魚はへいきです
生きている魚がにがてなのです
それに大きさは関係なく
小さい金魚も、大きな鯉も、うなぎもカツオもあなごさんもタラちゃんもいくらちゃんも
みんなきもちがわるいと思ってしまいます
なので私はさかなくんとは友達になれそうにないです
しかしスイミーと、ファインディング・ニモは、平気です
スイミーと、ファインディング・ニモは、かわいいです
ドクターフィッシュなんてのもそうです
なんてきもちがわるいのだろうとおもいました
小さい魚が、集団で人にたかって、人の角質を食べる
なんて気持ちがわるいのだろう、こんな気持ちわるいことはない、とＴＶでその映像をみるたびにおもいました
だけど
「ドクターフィッシュやりたい！☆」
と無邪気に言う、うちのおかん５●歳に誘われて
ＮＯと言えず、その場のノリで、１５分間ドクターフィッシュに角質を食べてもらうハメになってしまいました
わたしはつくづく、ＮＯと言えない日本人です
今年は始まったばかりですが、
来年の目標は「ＮＯと言える日本人になる」と決めました
水槽に足を入れた瞬間、Ｄｒフィッシュ達が、足に群がってきました
その瞬間、思わず奇声を発しました
こんな状況の１５分間なんて耐えられない、とゆう絶望が私を襲い、怖くて直視する事もできませんでした
だけど
「このこ達、時間の感覚がわかるみたいで、この時間になるとエサを貰えると思って私の方についてきちゃうんですよー」
とゆう店員さんの話を聞いたら
なんだかかわいく思えてきて…
試しに直視してみました
そこには見ず知らずの他人の初対面の私なんかの角質までも、喜んで食べてくれているＤｒフィッシュ先生達が居ました
その光景が、なんだかすごく、かわいくみえてきて、むしろ、なんだか愛おしく思えてきて…
最終的には、
持ち帰りたい…！
この中の誰か、一人でも良いから、お持ち帰りしたい…！！！
側に置いておきたい…！！！
と、おもう程になっていました
嗚呼、なんて可愛いのだろう、ドクター、フィッシュ…
こんなきもちになったのははじめてです
「また会いたい」
こんな感情が生まれたのは生まれてはじめてです、フィッシュ先生。
気がつけば、私はいつも、フィッシュ先生の事ばかり考えてしまう。
フィッシュ先生との思い出の写メを見返しては、あの日に戻りたいと思う毎日。
私は、フィッ先(勝手に略)の事を考えると、夜も眠れません
しまいには、居てもたってもいられず、
フィッ先の事を調べる始末。
わたし調べたんです。Wikipediaで。
Wikipediaで調べたんです、そしたらね…
そこには立派な大人になった、フィッ先の写真が出てきました。
それは、私が好きな、あなたではなかった
私が好きだったあの頃の、あなたの面影はなくなっていた
大人になって、あなたはすっかり、変わってしまった
外見も、性格も、別人の様になってしまった
やっぱり
わたしはさかなは苦手です
だけど
スイミーと、ファインディング・ニモと、
幼少期のフィッ先の事だけは好きです
また、会いに行くと思います
私は幼少期のフィッ先に、必ずやまた会いに行くと思います
ずっこけながらもまた会いに行くと思います
フィッ先は魔性の魚です
