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買い物上手。

一人で某100円ショップへ行きました。

店内に置いてある商品の指輪を、試しにはめてみました。


…抜けなくなりました。


ま、まさか。

本当にまぢで、抜けない訳がないだろう。と、必死にもがくも、全然抜けない。

ここは一旦、落ち着こう!と、その場を離れ、店内をうろつくフリして必死にもがき続けるも、ほ、ほんとに抜けない…。

まあ、105円の指輪だし、仕方がないから買ってしまえばいいだけの話だが…

わたし、コレ、絶対にいらない…
(だったらなぜ試しにはめたのだ)

いやだ!!絶対!いらないものは、105円だろうと、買いたくないのだ!

そこで仕方なく、私はレジのおねいさんに助けを求める事にした。

私『す、すみません、コレ、抜けなくなっちゃったんですけど…』

店員さん『(若干、いや、だいぶ半笑いで)あ、そちらは、購入なされる商品ですか?(笑)』

私『いいえ!!違います!!(絶対ほしくもないです!!)』

店員さん『あ、そうですよね、ぢゃ、引っ張ってみますね!』

そうしてレジのおねいさんは、私の左手中指から抜け出せなくなった105円の指輪を引っ張ってくれました。

店員さん『大丈夫ですか?!痛くないですか?!』

私『全然大丈夫です!ほんとすみません、すみません!』

そんなやりとりが繰り広げられながらも、その指輪は、一向に抜けない。

するとおねいさんは、ハサミを取り出し

店員さん『あ、ぢゃあ、このタグを切っちゃいますね!』

私『え!?そそそ、そんな、いいんですか?!』

店員『大丈夫ですよ☆またつければいいだけなので☆』

そう言っておねいさんは、嫌な顔ひとつせず(むしろ、終始、半笑いだった)、指輪についているタグをハサミで切り、再び私の左手中指から抜けだせなくなった指輪を、頑張ってひっぱり続けてくれました。

そこで、わたしの心は変わった。

私『あ、やっぱり…コレ、買います!!!
ほんとにすみませんでした!!ほんとにありがとうございました!!』

そうして私は105円を払い、その場から逃げる様に去りました。

指には全っっ然ほしくなかった、虫みたいな指輪をはめながら…。

しかし、今日は良い買い物ができたと思った。

私が買った良いもの、それは、そう。

それは、おねいさんの優しさだったのだ。

私はおねいさんの優しさを買ったのだ。

105円なんて、とても安すぎる値段で…。


某100円ショップのおねいさん

いや

あそこのダイソーで働いてる優しいおねいさん

おねいさんの優しさは、忘れません

どうもありがとうございました。。。


その日から、私は指に、虫をつけたまま生きてます。


それはそうと!!


明日は石丸電気さんでのライブ!
なんと44回記念だよ!♪ハイパー44だから44は特別な数字!

みんなで全力で打ち上がりましょうぜ!♪

皆さんにお会い出来る事を、とても楽しみにしています!♪


ご来場お待ちしとるけんねぇええー!♪♪

ゆみ虫♪


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